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日経平均、週間6円、月間817円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末で月末となる
30日(金)の日経平均は
前日比243円高
20,704円
と大幅に上昇しました

 

29日(木)のNYダウは
326ドル高
26,362ドル
と前日に続き大幅に上昇しました
米中貿易摩擦について
両国から協議再開に前向きな姿勢が示されたことから
中国の影響が大きい銘柄が買われました
長期金利が上昇したことも
米国景気の減速不安をやや後退させ
株式の買いを促しました

 

米中摩擦の緩和期待
NYダウの大幅高を受け
日経平均も大幅に上昇しました
1ドル=106円40銭台と
前日(105円80銭台)に比べ円安ドル高が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念がやや和らぎました
半導体、電子部品、機械など
中国および世界経済の影響が大きい銘柄の買いが目立ちました
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました
日経平均は
週間では6円(0.03%)
月間では817円(3.8%)下落しました

日経ジャスダック平均は
12円高
3,294円
と8営業日ぶりに上昇しました
一昨日好業績を発表した
ギグワークス<2375>(PC関連派遣、旧社名スリープロ)
26日(月)に自社株買いを発表した
精工技研<6844>(光伝送部品)
が大幅に上昇しました
ジャスダック平均は
週間では37円(1.1%)
月間では189円(5.4%)下落しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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