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ダウ週間774ドル上昇、月間460ドル下落

トピックス, 本日の株式市場

週末で月末であった
30日(金)のNYダウは
41ドル高
26,403ドル
と3日連続で上昇しました
前日に
米中貿易摩擦について
両国から協議再開に前向きな姿勢が示されたことを
引き続き好感し
株式を買う動きが優勢となりました
ただ
トランプ大統領が
対中輸入関税に関して強気の姿勢を示したことに加え
9月1日に対中関税「第4弾」が発動されることや
三連休を控えていることから
(9月2日は休場=レイバーデー)
株式をいったん売る動きもあり
ダウの上昇は限定的でした
ハイテク・ネット株が売られ
ナスダック総合株価指数は
10ポイント安(7,962ドル)
と下落しました
ダウは
週間では774ドル(3.0%)上昇しましたが
月間では460ドル(1.7%)下落しました

 

NYの外国為替市場では
1ドル=106円20~30銭台と
東京市場の午後(106円40銭台)に比べ
やや円が強含みました

シカゴ日経平均先物は
20,655円と
東京市場の日経平均終値
20,704円
をやや下回って引けました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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