日経平均４円高、ジャスダック３日高
９月３日（火）の日経平均は
前日比４円高
２０，６２５円
と上昇しました
２日（月）の米国株式市場は
レーバーデーで
休場でした
米中貿易協議の日程調整が難航
と報じられたことや
米国が１日に発動した追加関税に関して
中国がＷＴＯ（世界貿易機構）に提訴
と発表したことから
米中摩擦の激化が懸念され
日経平均は下落して始まりました
ただ
１ドル＝１０６円２０～３０銭台と
前日（１０～２０銭台）に比べ
円が弱含んで安定したことから
外需企業の業績悪化懸念がやや和らぎ
日本株を買う動きが優勢となりました
この日の米国市場の動きを見極めたいとの思惑か
東京市場で
積極的に株式を買い上がる動きとはなりませんでした
アドバンテスト＜6857＞
が２０１３年以降の高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
２円高
３，２９８円
と３営業日連続で上昇しました
前週末引け後に好調な月次売上を発表した
ワークマン＜7564＞（作業着チェーン）
が上場来高値を更新しました
今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
７月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています
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