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日経平均上昇もTOPIX下落

トピックス, 本日の株式市場

9月4日(水)の日経平均は
前日比23円高
20,649円
と前日に続き上昇しました

 

休場明け3日(火)のNYダウは
285ドル安
26,118ドル
と大幅に下落しました
サプライマネジメント協会発表の
8月の製造業景況感指数が
市場予想以上に低下し
好不況の分かれ目とされる50を下回ったことから
米中貿易摩擦が米景気を下押しするとの懸念が広がり
株式が売られました
米国市場の休場中に
中国が米国の関税に関してWTO(世界貿易機構)に提訴
と発表したことも
米国株式を売る動きを強めました

 

中国の
8月の非製造業購買担当者景気指数が
前月比で上昇したことから
中国景気に対する悲観的な見方がやや和らぎ
上海・香港株式相場も上昇したため
日経平均は上昇しました
ただ
米国景気の減速懸念があることから
日経平均は下落する場面もあり
東証1部の値上がり銘柄数(482銘柄)と
値下がり数(1,587)を大きく下回りました
TOPIXは
3ポイント安(1,506ポイント)
と下落しました
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
3円安
3,295円
と4営業日ぶりに下落しました
前週末好調な月次売上を発表した
ワークマン<7564>(作業着チェーン)
が大幅に上昇しました
ワークマン
が上場来高値を更新しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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