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日経平均、週間では495円上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末9月6日(金)の日経平均は
前日比113円高
21,199円
と4日連続で上昇しました

 

5日(木)のNYダウは
372ドル高
26,728ドル
と前日に続き大幅に上昇しました
10月に米中の閣僚級による貿易協議が開催されることから
両国の緊張緩和期待が高まりました
民間会社による8月の雇用リポートにおいて
雇用者数が市場予想を上回ったほか
サプライマネジメント協会発表の
8月の非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことから
米国景気に対する悲観的な見方が後退し
米国株式の買い意欲が強まりました

 

米中摩擦の緩和期待
米国景気に対する不安後退
ダウ大幅上昇に加え
106円90銭~107円と
前日午後(106円40~50銭)に比べ
円安ドル高が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念がやや和らぎ
東京市場でも
株式を買う動きが強まりました
日経平均は
一時は
前日比155円高(21,241円)と
21,200円を上回りました
ただ
主力株が株価指数を押し上げたものの
6日(現地時間)に米雇用統計を控え
小型株を中心に一旦株式を売る動きも強く
東証1部の値上がり銘柄数(921銘柄)は
値下がり数(1,124)を下回りました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では
495円(2.4%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
1円高
3,315円
と上昇しました
前週末好調な月次売上を発表した
ワークマン<7564>(作業着チェーン)
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は週間では
20円(0.6%)上昇しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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