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ダウ、週間で394ドル上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末6日(金)のNYダウは
69ドル高
26,797ドル
と3日連続で上昇しました
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が
「経済成長の持続へ適切に行動」と述べたことから
早期利下げ期待が強まり
株式が買われました
この日発表された8月の雇用統計は
雇用者数が市場予想を下回ったものの
平均時給は予想を上回ったことから
株式市場に大きな影響を与えませんでした
ニューヨーク州ほかが
フェイスブックを反トラスト法(独禁法)で調査
と発表し
グーグルに対しても調査の可能性が報じられたことから
一部のネット株が売られ
ナスダック総合株価指数は
13ポイント安(8,103ポイント)
と下落しました
ダウは週間では
394ドル(1.5%)上昇しました

 

NYの外国為替市場では
1ドル=106円90銭台と
東京市場の午後(106円90銭~107円台)に比べ
円はやや強含みました

シカゴ日経平均先物は
21,225円と
東京市場の日経平均終値
21,199円
をやや上回って引けました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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