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ダウは4日連続、日経平均は6日連続高

トピックス, 本日の株式市場

10日(火)の日経平均は
前日比73円高
21,392円
と6営業日連続で上昇しました

 

週明け9日(月)のNYダウは
38ドル高
26,835ドル
と4営業日連続で上昇しました
米中貿易協議の進展期待に加え
中国の預金準備率(※)引き下げ
米国の利下げ期待
欧州の金融緩和期待などから
一部の株式が買われ
ダウは上昇しました
ただ
マイクロソフトなどに
利益確定とみられる売りもあり
S&P500種指数は
0.28ポイント安(2,978.43ポイント)
と下落しました
(※)中央銀行が市中銀行から預金を強制的に預かる比率
引き下げは市中に資金が多く出回る効果がある

 

東京市場寄り付き前に
トランプ大統領が「中国と来週協議」と述べた
と報じされたことから
日本株も
買いが優勢な状況が続きました
1ドル=107円30~40銭台と
前日午後(106円80銭台)に比べ
円安ドル高が進んだことも
外需株の業績悪化懸念を和らげ
株式を買う動きを強めました

日経ジャスダック平均は
4円高
3,328円
と3営業日連続で上昇しました
前週末好決算を発表した
ファーマフーズ<2929>(サプリ・化粧品通販)
が大幅に上昇しました
ワークマン<7564>(作業着チェーン)
が上場来高値を更新しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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