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日経平均9連騰、週間では788円上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末13日(金)の日経平均は
前日比228円高
21,988円
と9営業日連続で上昇しました

 

12日(木)のNYダウは
45ドル高
27,182ドル
と7営業日連続で上昇しました
トランプ大統領が中国に対して
追加関税の引き上げを延期する
と表明したことや
貿易協議の範囲を絞り込んだ暫定的な合意を検討
と報じられたことから
米国株式が買われました
ECB(欧州中央銀行)が金融緩和を決定したことも
米国相場を押し上げました

 

米中緩和期待が高まる中
東京市場も買いが優勢な状況で始まりました
その後
トランプ大統領が所得減税を計画
と報じられたことや
上海・香港株式相場が上昇したことから
日経平均は上げ幅を広げました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を
東京海上<8766>
が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では
788円(3.7%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
3円高
3,349円
と7営業日連続で上昇しました
前週末引け後に好決算を発表した
ミサワ<3169>(インテリア・雑貨店「unico」)
ジャパンミート<3539>(茨城地盤の食品スーパー)
前日引け後に業績予想を上方修正した
ラアトレ<8885>(マンション販売)
が大幅に上昇しました
ジャスダック平均は週間では
33円(1.0%)上昇しました

 

今後も
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
発表される経済指標により
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われますが
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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