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日経平均83円高、ジャスダック10日上昇

トピックス, 本日の株式市場

19日(木)の日経平均は
前日比83円高
22,044円
と上昇しました

 

18日(水)のNYダウは
36ドル高
27,147ドル
と前日に続き上昇しました
FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表により
追加利下げの期待が薄れたことから
ダウは一時は
211ドル安(26,899ドル)まで下落しました
ただ、その後
パウエル議長が会見で
「適切に行動」と述べたことから
景気動向次第では利下げも期待できるとの見方も広がり
株式を買う動きが強まりました
ナスダック総合株価指数は
8ポイント安(8,177ポイント)
と下落しました

 

NYダウ上昇に加え
朝方に
1ドル=108円40銭台と
前日午後(10~20銭台)に比べ
円安ドル高が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念がやや和らぎ
日経平均は一時は
294円高(22,255円)まで上昇しました
その後
日銀が金融政策決定会合において
政策の現状維持を決定したことから
円は107円台まで上昇し
日経平均は上げ幅を縮小しました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を
東京海上<8766>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
12円高
3,365円
と10営業日連続で上昇しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
ピックルス<2925>(漬物製造)
が大幅に上昇しました
ピックルス
が上場来高値を更新しました

 

中東情勢は依然不透明感が残る中
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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