アンリツ、４～６月受注は２０％増
通信関連の電子計測器を製造する
アンリツ＜6754＞の株価は
短期的には上昇してます
（９月１９日終値：２，１６２円）
目先は
２，０００～２，０５０円くらいまで
下落する可能性もありますが
その後は反発し
３月４日の高値（２，３７９円）を
上回ることが期待されます
【５Ｇ関連牽引】
直近の四半期である
２０２０年３月期
第１四半期（１９年４～６月）業績は
売上高：前年比１１％増の２３２億円
税引前利益：同４４％増の２５億３千万円
となりました
売上高は
主力の計測事業が
前年比２０％増（１７３億円）
と伸長しました
第５世代の通信方式（５Ｇ）の端末（スマートフォンなど）の
開発に関する需要が
増えています
食品・医療・化粧品などの
生産管理・品質保証システムは
同１７％減（４０億９千万円）
となりました
重量選別機・電子計量機・異物検出機など
食品市場向けの
品質保証・自動化システムの需要は堅調ですが
大口案件がなくなった影響で
前年を下回りました
第１四半期の受注高は
前年比２０％増の２７２億円
と売上高よりも大きく伸長しています
計測事業の受注は
同３５％増の１９８億円
です
第５世代関連の計測器の受注が拡大している
と推測されます
【通期会社予想は１２％減益】
会社側は
通期業績については
売上高：前年比２％増の１０２０億円
税引前利益：同１２％減の１００億円
と予想していますが
（会社側は通期予想のみ開示）
第２～４四半期（１９年７月～２０年３月）が
売上高：前年比０．１％増（７８８億円）
税引前利益：同２２％減（７４億７千万円）
と、売上の伸びが鈍化し経常減益となっても
会社予想を達成できます
現状では
通期業績は会社予想を上回ることが期待できます
（注）これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します
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