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ダウ159ドル安、週間では284ドル下落

トピックス, 本日の株式市場

週末20日(金)のNYダウは
159ドル安
26,935ドル
と前日に続き下落しました
米中の次官級貿易協議が再開されたものの
中国代表団が予定を早めて帰国
と報じられたことや
トランプ大統領が交渉を急がない姿勢を示したことから
協議の早期合意に対する期待が薄れ
中国の影響が大きい銘柄を中心に売られました
ダウは週間では
284ドル(1.0%)下落しました

 

米中貿易摩擦の緩和期待と
両国の景気浮揚期待が薄れたことから
米長期金利が低下しました
NYの外国為替市場では
日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りが進み
1ドル=107円50銭台と
東京市場の午後(107円80~90銭台)に比べ
円が上昇しました

シカゴ日経平均先物は
21,795円と
東京市場の日経平均終値
22,079円
を下回って引けました

 

中東情勢は依然不透明感が残る中
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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