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日経平均19円高、ジャスダック12日連続高

トピックス, 本日の株式市場

三連休明け24日(火)の日経平均は
前週末比19円高
22,098円
と3営業日連続で上昇しました

 

前週末20日(金)のNYダウは
159ドル安
26,935ドル
と前日に続き下落しました
米中の次官級貿易協議が再開されたものの
中国代表団が予定を早めて帰国
と報じられたことや
トランプ大統領が交渉を急がない姿勢を示したことから
協議の早期合意に対する期待が薄れ
中国の影響が大きい銘柄を中心に売られました
ダウは週間では
284ドル(1.0%)下落しました

週明け23日(月)は
14ドル高
26,949ドル
と3営業日ぶりに上昇しました
9月の製造業購買担当者景気指数が
前月比で改善したことから
米景気の減速懸念が和らぎました
ただ
ユーロ圏の購買担当者景気指数が低下したことや
米中貿易協議の先行き不透明感が残ることから
株式を売る動きも強く
S&P500種指数は
0.29ポイント安(2,991.78ポイント)
と下落しました

 

東京株式市場では
ムニューシン米財務長官が
米中貿易協議再開と発言したことから
買いが優勢となりました
9月末の配当を受け取る権利を得るための買いも
相場を下支えました
ただ
日経平均は
9月5日(木)以降
上昇傾向を続けていることから
短期的な利益確定とみられる売りも増え
上げ幅を縮小しました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を
オリエンタルランド<4661>
伊藤忠商事<8001>
東京海上<8766>
西日本旅客鉄道<9021>(JR西)
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
15円高
3,385円
と12営業日連続で上昇しました
エスプール<2471>(コールセンター派遣、障がい者雇用支援)
が大幅に上昇しました
エスプール
前週予想を上方修正した
ピックルス<2925>(漬物製造)
が上場来高値を更新しました

 

中東情勢は依然不透明感が残る中
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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