日経平均78円安もジャスダック13日上昇
25日(水)の日経平均は
前日比
78円安
22,020円
と4営業日ぶりに下落しました
24日(火)のNYダウは
142ドル安
26,807ドル
と4営業日ぶりに下落しました
米中貿易協議再開となったことから
ダウは一時は
129ドル高(27,079ドル)まで上昇しました
ただ
その後発表された
9月の消費者信頼感指数が市場予想以上に悪化したことや
トランプ大統領が国連で
中国の通商政策を非難したことから
米国株を売る動きが強まりました
下院議長(民主党)がトランプ大統領の弾劾調査を開始
と発表したことも
株式の売りを促しました
東京株式市場でも
米中貿易問題の先行きや
トランプ大統領を巡る政治情勢が不透明なことから
売りが優勢となりました
中国の影響が大きい銘柄が売られたほか
一時は
107円00~10銭台へと
前日午後(50~60銭台)に比べ
円高ドル安が進んだため
業績悪化が懸念される外需株が下げ
日経平均は
前日比192円安(21,906円)まで
下落する場面がありました
ただ、その後
中国が米国産豚肉の追加購入を準備
と報じられたことから
両国の摩擦懸念がやや後退し
日経平均は下げ幅を縮小しました
オリエンタルランド<4661>
東京海上<8766>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
2円高
3,388円
と13営業日連続で上昇しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
両毛システムズ<9691>(情報システム・自動車組込みソフト開発)
が大幅に上昇しました
メディアドゥ<3678>(電子書籍配信)
が上場来高値を更新しました
中東情勢は依然不透明感が残る中
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています
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