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日経平均月間で1,051円、半年間で550円上昇

トピックス, 本日の株式市場

週明け30日(月)の日経平均は
前週末比123円安
21,755円
と前週末に続き下落しました

 

前週末27日(金)のNYダウは
70ドル安
26,820ドル
と前日に続き下落しました
米中関係の改善期待から
ダウは上昇して始まりました
ただ、その後
米国が
中国に対する証券投資を制限し
米国市場に上場している中国企業のADR(米預託証券)の上場廃止を検討
と報じられたことから
米中の関係悪化が懸念され
株式は売りが優勢となりました
半導体大手のマイクロンテクノロジーが
低調な決算を発表したことから
半導体関連株が売られました
ダウは週間では
114ドル(0.4%)下落しました

 

週明けの東京市場も
米国の中国への証券投資制限の可能性を警戒し
売りが先行しました
この日の上海株式相場が下落したことも
日本株の買い控えに繋がりました
東京市場でも
半導体関連株が下落しました
日経平均は
月間では1,051円(5.1%)
4~9月の半年間では550円(2.6%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
3円安
3,379円
と前週末に続き下落しました
ミサワ<3169>(家具・雑貨「unico」)
前週末引け後に好決算を発表した
日本エンタープライズ<4829>(スマホアプリ・情報システム開発)
が大幅に上昇しました
ジャスダック平均は
月間では84円(2.6%)上昇
半年間では64円(1.9%)下落しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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