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日経平均129円高、増税実施も買い優勢

トピックス, 本日の株式市場

10月1日(火)の日経平均は
前日比129円高
21,885円
と3営業日ぶりに上昇しました

 

週明け9月30日(月)のNYダウは
96ドル高
26,916ドル
と3営業日ぶりに上昇しました
米国市場に上場している中国企業の上場廃止について
大統領補佐官が否定したことから
米中関係に対する過度の警戒感が後退し
株式を買う動きが優勢となりました
中国商務省が
米中閣僚級会議を10月第2週に開催
と発表したことも
両国の関係改善期待を高め
米国株に対する買い安心感を誘いました
ダウは
月間では513ドル(1.9%)
4~9月の半年間では988ドル(3.8%)上昇しました

 

米中関係の悪化懸念がやや後退したことに加え
取引時間前に発表された
日銀短観(企業短期経済観測調査)の
主要企業・製造業DI(業況判断指数)が
予想ほど悪化しなかったことから
東京市場でも株式を買う動きが強まりました
1ドル=108円20銭台へと
前日午後(107円70~80銭台)に比べ
円安ドル高が進み
外需企業の業績悪化懸念がやや薄れたことも
相場を押し上げました

日経ジャスダック平均は
5円高
3,385円
と3営業日ぶりに上昇しました
日本アクア<1429>(住宅用ウレタン断絶材)
前週末好決算を発表した
ハニーズ<2792>(女子衣料チェーン)
が大幅に上昇しました
ハニーズ
が2013年以降の高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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