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日経平均106円安も値上がり銘柄多い

トピックス, 本日の株式市場

10月2日(水)の日経平均は
前日比106円安
21,778円
と下落しました

 

1日(火)のNYダウは
343ドル安
26,573ドル
と大幅に下落しました
サプライマネジメント協会が発表した
9月の製造業景況感指数が
前月比で低下し
約10年ぶりの低水準となったことから
米国の景気減速が意識され
株式が売られました
スリーエム(事務・工業用品)
キャタピラー(建設機械)など
景気の影響が大きい銘柄が下げました

 

米国景気の減速懸念から
東京市場でも
景気の影響が大きい銘柄が売られました
ただ
景気および消費増税の影響が比較的小さい
食品、電鉄などが買われ
日経平均の下落は限定的でした
海外情勢や為替の影響が比較的小さい
中小型株も買われ
東証1部の値上がり銘柄数(1,057銘柄)は
値下がり数(1,007)を僅かながら上回りました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
4円安
3,380円
と下落しました
ミサワ<3169>(家具・雑貨「unico」販売)
オリコン<4800>(顧客満足度調査、ニュースサイト運営)
が大幅に上昇しました
前週末好決算を発表した
ハニーズ<2792>(女子衣料チェーン)
が2013年以降の高値を更新しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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