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世界景気不安でダウ494ドル安、日経436円安

トピックス, 本日の株式市場

10月3日(木)の日経平均は
前日比436円安
21,341円
と前日に続き大幅に下落しました

 

2日(水)のNYダウは
494ドル安
26,078ドル
と前日に続き大幅に下落しました
民間雇用調査会社発表の
9月雇用リポートにおいて
雇用者数の前月比の伸びが8月を下回ったことから
米国景気の減速懸念が高まり
株式が売られました
WTO(世界貿易機関)が
米国によるEU(欧州連合)に対する報復関税を承認したことから
米国の対中・対欧州貿易摩擦が世界経済を下押しする
との懸念が強まり
欧州の株式相場が大幅に下落したことも
米国株に対する売りを加速されました

 

世界経済の減速懸念
欧米株式の大幅下落に加え
1ドル=106円90銭~107円10銭台と
前日午後(107円60~80銭台)に比べ
円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績悪化が懸念され
日経平均は大幅に下落しました

日経ジャスダック平均は
13円安
3,367円
と前日に続き下落しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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