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週末日経平均68円高、週間では468円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末10月4日(金)の日経平均は
前日比68円高
21,410円
と3日ぶりに上昇しました

 

3日(木)のNYダウは
122ドル高
26,201ドル
と3日ぶりに上昇しました
サプライマネジメント協会発表の
9月の非製造業景況感指数が
市場予想以上に低下したことから
ダウは一時は前日比335ドル安
(25,743ドル)まで下落しました
ただ
FRB(連準備理事会)による利下げ期待が高まったことから
株式を買う動きが強まり
ダウは上昇に転じました

 

米国利下げ期待を受け
日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りが増え
1ドル=106円70銭台と
前日午後(107円10銭台)に比べ
円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績悪化が懸念され
日経平均は下落する場面がありました
ただ
日銀による上場投資信託(ETF)の買い期待が高まり
日経平均は上昇に転じました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました
日経平均は週間では
468円(2.1%)下落しました

日経ジャスダック平均は
12円高
3,379円
と3日ぶりに上昇しました
医学生物学研究所<4557>(臨床検査薬・研究用試薬製造)
前日引け後に業績予想を上方修正した
レイ<4317>(イベント企画、映像制作)
が大幅に上昇しました
前日引け後に好決算を発表した
エスプール<2471>(派遣、障がい者雇用支援)
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は週間では
2円(0.1%)下落しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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