TOPICS

日経平均34円安、ジャスダック11円高

トピックス, 本日の株式市場

週明け10月7日(月)の日経平均は
前週末比34円安
21,375円
と下落しました

 

前週末4日(金)のNYダウは
372ドル高
26,573ドル
と前日に続き大幅に上昇しました
9月雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回ったものの
前月比で増加したことや
失業率が低下したことから
雇用情勢・景気は警戒したほど悪くない
との認識が広がった一方
平均時給の前年比の伸びが鈍化したことから
追加利下げに対する期待も残り
株式が買われました
ダウは週間では
246ドル(0.9%)下落しました

 

前週末の米国株高を受け
週明けの東京市場も
買い優勢で始まりました
ただ
米中貿易協議が難航する可能性と報じられ
シカゴの米株価指数先物が下落したことから
日経平均も下げに転じました
大きな売買材料がなく
今後の米中の市場を見極めるまでは
売買を控えたいとの投資家が多いのか
日経平均は小動きでした
東証1部の値上がり銘柄数と値下がり数は
同数(1,015銘柄)でした

日経ジャスダック平均は
11円高
3,390円
と前週末に続き上昇しました
好業績を発表した銘柄
今後の発表が期待される銘柄が買われました
オリコン<4800>(ニュースサイト、顧客満足度調査)
前週業績予想を上方修正した
レイ<4317>(イベント企画、映像制作)
前週末引け後に業績予想を上方修正した
アルインコ<5933>(建築仮設材)
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが期待されていますが
今後も
景気状況によって
利下げと見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。

既存ユーザのログイン