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円安、中国株高受け日経平均212円高

トピックス, 本日の株式市場

10月8日(火)の日経平均は
前日比212円高
21,587円
と大幅に上昇しました

 

週明け7日(月)のNYダウは
95ドル安
26,478ドル
と3営業日ぶりに下落しました
米中貿易協議において
追加関税を回避できれば
世界経済減速に歯止めをかけられるとの期待から
ダウは上昇する場面もありましたが
協議の先行きには不透明感が残ることから
株式を売る動きが優勢となり
ダウは下落して引けました

 

ダウは下落したものの
1ドル=107円30銭台へと
前日午後(106円80銭台)に比べ
円安ドル高となったことから
外需企業の業績悪化懸念がやや和らぎ
日経平均は上昇しました
この日再開した
上海株式相場が上昇したことも
日本株の買い安心感に繋がりました
韓国サムスン電子が発表した
7~9月の営業利益は
前年を大幅に下回ったものの
4~6月に比べ増加したことから
業績の底入れ観測が広がり
半導体関連株が買われました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
8円高
3,399円
と3営業日連続で上昇しました
精工技研<6834>(光通信部品、自動車用センサー)
前週末業績予想を上方修正した
アルインコ<5933>(建築仮設材)
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが期待されていますが
今後も
景気状況によって
利下げと見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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