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日経平均131円安も値上がり銘柄多い

トピックス, 本日の株式市場

10月9日(水)の日経平均は
前日比131円安
21,456円
と下落しました

 

8日(火)のNYダウは
313ドル安
26,164ドル
と前日に続き下落しました
米国が
中国によるウィグル族弾圧を理由に
監視カメラ大手(ハイクビジョン)などに禁輸措置を課すと発表し
一部政府高官に対するビザ(査証)波及を制限する方針を示したことから
米中の対立激化懸念が強まり
株式を売る動きが強まりました

 

米中対立懸念と
米国株の大幅下落を受け
日経平均も下落しました
中国の影響が大きい銘柄
世界景気の影響が大きい半導体関連株の
売りが目立ちました
ただ
シカゴのNYダウ先物が上昇したことや
1ドル=107円20銭台へと
午前中(106円90銭~107円)に比べ
円が弱含み
外需企業の業績悪化懸念がやや薄れたことから
日経平均の下げは
NYダウほど大きくなりませんでした
東証1部の
値上がり銘柄数(1,070銘柄)は
値下がり数(982)を上回りました
オリエンタルランド<4661>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
60銭安
3,398円94銭
と4営業日ぶりに下落しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが期待されていますが
今後も
景気状況によって
利下げと見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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