TOPICS

日経平均95円高も値下がり銘柄1,000超

トピックス, 本日の株式市場

10日(木)の日経平均は
前日比95円高
21,551円
と上昇しました

 

9日(水)のNYダウは
181ドル高
26,346ドル
と3営業日ぶりに上昇しました
中国が
米中貿易協議において部分合意を求めている
と報じられたことから
関係改善期待が高まり
株式を買う動きが強まりました
中国の影響が大きい銘柄
世界景気の影響が大きい半導体株の
上げが目立ちました

 

米国株は上昇したものの
米中協議に進展はなかった
と一部で報じられたことから
東京株式市場は売り優勢となりました
その後
米国は
中国通信大手ファーウェイ(華為技術)に対し
一部製品の供給を近く認可
と報じられたことから
半導体株・電子部品関連株が買われ
日経平均は上昇に転じました
一部の銘柄の上げが
日経平均を押し上げましたが
東証1部の
値上がり銘柄数(595銘柄)は
値下がり数(1,458)を下回りました
TOPIXは
0.28ポイント(1,581.42ポイント)
と僅かながら下落しました

日経ジャスダック平均は
10円安
3,388円
と前日に続き下落しました
ミサワ<3169>家具・雑貨販売
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが期待されていますが
今後も
景気状況によって
利下げと見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。

既存ユーザのログイン