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週末ダウ319ドル高、日経先物22,000円乗せ

トピックス, 本日の株式市場

週末11日(金)のNYダウは
319ドル高
26,816ドル
と大幅に上昇し
3日連続高となりました
米中貿易協議において
中国が米国の農産物購入で譲歩する一方
米国は対中制裁関税の実施を見送ることで合意
と報じられたことから
貿易摩擦の緩和に対する期待が高まり
株式を買う動きが強まりました
中国の影響が大きい銘柄や
世界景気の影響が大きい半導体株が買われました
ダウは週間では
242ドル(0.9%)上昇しました

 

米中関係改善による
世界経済の減速懸念がやや弱まったことから
NYの外国為替市場では
円売りドル買いが進み
1ドル=108円40銭台と
東京市場の午後
(107円90銭~108円)に比べ
円安ドル高が進みました

シカゴ日経平均先物は
22,035円と
東京市場の日経平均終値
21,798円
を上回り
22,000円乗せとなりました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが期待されていますが
今後も
景気状況によって
利下げと見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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