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日経平均408円高、22,000円乗せ

トピックス, 本日の株式市場

三連休明け15日(火)の日経平均は
前週末比408円高
22,207円
と大幅に上昇しました
3営業日連続高で
9月26日(22,048円)以来の
22,000円乗せとなりました

 

前週末11日(金)のNYダウは
319ドル高
26,816ドル
と大幅に上昇し
3日連続高となりました
米中貿易協議において
中国が米国の農産物購入で譲歩する一方
米国は対中制裁関税の実施を見送ることで合意
と報じられたことから
貿易摩擦の緩和に対する期待が高まり
株式を買う動きが強まりました
中国の影響が大きい銘柄や
世界景気の影響が大きい半導体株が買われました
ダウは週間では
242ドル(0.9%)上昇しました

週明け14日(月)は
29ドル安
26,787ドル
と4営業日ぶりに下落しました
ダウは前週末までの3日間で
623ドル(2.4%)も上昇していたことから
この日は
短期的な利益確定とみられる売りが優勢となりました
今週から始まる
主要企業の7~9月決算発表を前に
積極的な売買は手控えられました

 

米中貿易協議における
特定分野の合意を好感し
三連休明けの日経平均は大幅に上昇しました
世界景気の影響が大きい半導体関連株や
台風後の復旧や河川の護岸工事などの
需要が増えると予想される建設株の
上昇が目立ちました
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
22円高
3,414円
と前週末に続き上昇しました
ミサワ<3169>(家具・雑貨販売)
前週末引け後に好決算を発表した
ジンズ<3046>(低価格眼鏡チェーン)
テラスカイ<3915>(業務支援ソフト)
前週末引け後に業績予想を上方修正した
eBASR<3835>(商品情報管理ソフト)
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが期待されていますが
今後も
景気状況によって
利下げと見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています

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