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月末日経平均83円高、月間では1,171円上昇

トピックス, 本日の株式市場

月末31日(木)の日経平均は
前日比83円高
22,927円
と上昇しました

 

30日(水)のNYダウは
115ドル高
27,186ドル
と上昇しました
FOMC(連邦公開市場委員会)において
利下げが決定されただけでなく
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長の会見から
景気が堅調である一方
追加利下げの可能性も残るとの見方が広がったことから
株式を買う動きが強まりました
7~9月の実質国内総生産(GDP)が
市場予想を上回ったことも
株式の買い安心感に繋がりました

 

米国株式の上昇に加え
東京市場でも
好決算を発表した銘柄が買われたことから
日経平均は上昇しました
日銀が金融政策の現状維持を決定しましたが
株式市場の反応は大きくありませんでした
ただ
10月の中国製造業購買担当者景気指数が
前月比で市場予想以上に低下したことから
中国景気の先行きが不安視され
中国の影響が大きい銘柄が売られました
東証1部の値上がり銘柄数(935銘柄)は
値下がり数(1,145)を下回りました
日経平均は月間では
1,171円(5.4%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
4円高
3,510円
と上昇しました
オリコン<4800>(顧客満足度調査、ニュースサイト運営)
前日引け後に好決算を発表した
タケエイ<2151>(建設廃棄物処理)
が大幅に上昇しました
日経平均は月間では
131円(3.9%)上昇しました

 

米国主要企業は
総じて良好な7~9月決算を発表しましたが
米国株式はある程度好決算を織り込んだ
と判断しています
今後の焦点は
米中関係と米国景気(経済指標の発表)となりますが
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になる可能性もあります
また
今後低迷する経済指標が発表されると
株価は下落することが懸念されます
日本については
日経平均は
9月以降上昇傾向を続けていることから
目先一服する可能性がありますが
好調な7~9月決算を発表した銘柄は
個別で買われる状況が続く
と予想しています

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