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週末日経平均は76円安、週間では50円上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末11月1日(金)の日経平均は
前日比76円安
22,850円
と下落しました

 

10月31日(木)のNYダウは
140ドル安
27,046ドル
と下落しました
中国が
米中貿易協議の長期的な合意に疑問を持っている
と報じられたことから
協議に対する楽観的な見方が後退し
中国の影響が大きい銘柄が売られました
シカゴ購買部協会発表の
10月の景気指数が好不況の節目とされる50を下回ったことも
株式の売りを誘いました
ダウは月間では
129ドル(0.5%)上昇しました

 

米中貿易協議が先行き不透明となり
米国株式が下落したことに加え
1ドル=107円台へと
前日午後(108円60銭台)に比べ
円高ドル安が進んだことから
外需株の業績悪化懸念が意識され
東京市場でも株式が売られました
日経平均は一時は
前日比221円安(22,705円)
まで下落しました
ただ
10月の
中国製造業購買担当者景気指数が前月を上回り
上海総合指数が上昇に転じたことから
日経平均は
下げ幅を縮小しました
キーエンス<6861>
が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では
50円(0.2%)上昇しました

日経ジャスダック平均は
1円高
3,511円
と前日に続き上昇しました
ジャスダック平均は週間では
33円(0.9%)上昇しました

 

米国主要企業は
総じて良好な7~9月決算を発表しましたが
米国株式はある程度好決算を織り込んだ
と判断しています
今後の焦点は
米中関係と米国景気(経済指標の発表)となりますが
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になる可能性もあります
また
今後低迷する経済指標が発表されると
株価は下落することが懸念されます
日本については
日経平均は
9月以降上昇傾向を続けていることから
目先一服する可能性がありますが
好調な7~9月決算を発表した銘柄は
個別で買われる状況が続く
と予想しています

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