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日米緩和期待から日経平均6日ぶり反発

トピックス, 本日の株式市場

週明け3月2日(月)の日経平均は
前週末比201円高
21,344円
と6営業日ぶりに上昇しました

 

前週末2月28日(金)のNYダウは
357ドル安
25,409ドル
と7営業日連続で下落しました
WHO(世界保健機関)が
新型コロナウイルスの全世界の危険度を
最上級の「非常に高い」に引き上げたことから
世界的な感染拡大と景気・企業業績悪化に対する懸念が更に強まり
ダウは一時は
前日比1,085ドル安(24,681ドル)まで下落しました
ただ
パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が
「経済を支えるため適切に行動」と述べたことが
利下げを示唆、と受け止められ
ダウは下げ幅を縮小しました
ナスダック総合株価指数は
0.88ポイント高(8,567.36ポイント)
と僅かながら上昇しました
ダウは
週間では3,583ドル(12.4%)
月間では2,846ドル(10.1%)下落しました

 

前週土曜日(2月29日)に
中国国家統計局が発表した
2月の購買担当者景気指数が
製造業、非製造業ともに過去最低水準まで落ち込んだため
新型コロナウイルス感染による中国景気悪化は深刻との見方が強まり
週明けの東京市場では
株式に対する売り圧力が強まりました
日経平均は一時は
前週末比308円安(20,834)円まで下落しました
ただ
「潤沢な資金供給と金融市場の安定に努める」
との日銀総裁談話が発表されると
前週末のFRB議長による利下げ示唆と合わせ
日米の協調金融緩和に対する期待が高まり
日本株を買う動きが強まりました
この日の上海・香港市場が上昇したこともあり
日経平均は
前週末比450円高(21,593)円まで上昇しました
その後
北朝鮮が飛翔体を発射
と韓国が発表したことから
買いの勢いは弱まりました
この日の値幅(高値と安値の差)は
758円と大きく変動しました

日経ジャスダック平均は
102円高
3,396円
と5営業日ぶりに上昇しました
バリューコマース<2491>(ネット広告、ヤフー出店者支援)
アイケイ<2722>(雑貨・化粧品通販)
ラクーン<3031>(衣料・雑貨業者間ネット取引)
ミサワ<3169>(雑貨・インテリア販売「unico」)
丸千代山岡家<3399>(北海道・北関東地盤のラーメン店)
アイル<3854>(中小小売業向け在庫管理システム)
医学生物学研究所<4557>(臨床検査薬・研究用試薬製造)
オリコン<4800>(顧客満足度調査、ニュースサイト運営)
ベクトル<6058>(ネットを活用したPR支援)
ベイカレントコンサル<6532>(ITコンサル)
プロレドパートナーズ<7034>(ローコスト経営支援)
ピアラ<7044>(化粧品・健康食品ネット通販の紫煙)
両毛システムズ<9691>(情報管理システム、車載ソフト)
前週末引け後に業績予想を上方修正した
gumi<3903>(スマホ向けゲーム)
が大幅に上昇しました

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