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日経平均1,050円安、昨年1月以来の2万円割れ

トピックス, 本日の株式市場

週明け3月9日(月)の日経平均は
前週末比1,050円安
19,698円
と前週末に続き大幅に下落し
昨年1月4日(19,561円)以来の
20,000円割れとなりました

 

前週末6日(金)のNYダウは
256ドル安
26,864ドル
と前日に続き下落しました
米国内を含む世界各地で
新型コロナウイルスの感染者が増えていることから
経済活動の停滞が懸念され
株式を売る動きが続いています
この日発表された2月雇用統計において
雇用者数が市場予想を上回ったものの
今後新型ウイルスの影響が顕著になるとの見通しから
株式市場は前向きに反応しませんでした
ダウは一時は
前日比894ドル安(25,226ドル)まで下落しました
ただ
ボストン連銀の総裁が
金融緩和について購入資産の対象を広げる案を提示したことから
下げ幅を縮小しました
ダウは週間では
455ドル(1.8%)上昇しました

 

週明けの
米国長期金利も大幅に低下し
NYダウ先物も前週末の現物終値に比べ
1,000ドル以上下落していることや
原油価格も下落を続けていることから
コロナウイルスの感染拡大による
世界景気下押し懸念が更に高まりました
米長期金利の低下により
日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが増え
一時は1ドル=101円台へと
前週末午後(105円台)に比べ
大きく円高ドル安が進んだことから
日本の外需企業の業績悪化懸念も強まりました
コロナウイルスだけでなく円高も
日本の景気・企業業績を悪化させるとの見方が強まり
東京株式市場は売り一色となりました
東証1部の値上がり銘柄数は
僅か22銘柄でした

日経ジャスダック平均は
216円安
3,095円
と前週末に続き下落しました
前週末引け後に好決算を発表した
ケア21<2373>(在宅・施設介護)
前週好決算を発表した
ティーライフ<3172>(健康茶・化粧品通販)
が大幅に上昇しました

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