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日米金融緩和も日経平均429円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け16日(月)の日経平均は
前週末比429円安
17,002円
と4営業日連続で大幅に下落しました

 

前週末13日(金)のNYダウは
1,985ドル高
23,185ドル
と3営業日ぶりに大幅に上昇しました
ダウは
前日は2,352ドル安と過去最大の下落となったことから
この日は短期的な反発期待とみられる買いが増えました
その後
トランプ大統領が
新型コロナ肺炎について非常事態を宣言し
検査システムや医療設備の拡充を進めている
と表明したことから
政権が本格的な景気対策に乗り出すとの期待が高まり
株式に対する買いの勢いが強まりました
ダウは週間では
2,679ドル(10.4%)下落しました

 

この日(日本時間16日)の早朝に
FRB(連邦準備理事会)は
緊急のFOMC(連邦公開市場委員会)を開催し
ゼロ金利政策と量的金融緩和を決定したものの
新型ウイルスと世界景気の先行き不透明感を払しょくできず
日経平均は午前中は
前週末終値を中心に上下して推移しました
本日午後に前倒しで開催された日銀金融政策決定会合において
上場投資信託(ETF)の買い入れ額増額が決定されたことから
日経平均は一時は
前週末比354円高(17,785円)まで上昇しました
ただ
基本的な買い入れペースは従来通り6兆円としたため
取り組み姿勢が曖昧との失望を誘い
株式を売る動きが強まりました
主力株は売られましたが
小型株では買われる銘柄も多く
東証1部の値上がり銘柄数は1,019銘柄と
値下がり数(1,098)と大きく変わりませんでした

日経ジャスダック平均は
26円高
2,809円
と4営業日ぶりに上昇しました
主力株の多くは下落しましたが
小型株・新興市場株は買われる銘柄が目立ちました
前週末引け後に好決算を発表した
スマレジ<4431>(スマホ利用のPOSレジ)
三井ハイテック<6966>(半導体・モーター部品製造)
が大幅に上昇しました

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