日米感染拡大不安から日経平均３０４円安
週明け３０日（月）の日経平均は
前週末比３０４円安
１９，０８４円
と下落しました
前週末
２７日（金）のＮＹダウは
９１５ドル安
２１，６３６ドル
と４日ぶりに大幅に下落しました
米国における新型コロナウイルスの感染者数が
中国を上回って世界最多となったことから
米国景気の下押し懸念が大きくなりました
また
外出制限措置が世界各国・各地で取られ始めていることから
世界景気に対する不安も更に高まりました
ダウは週間では
２，４６２ドル（１２．８％）上昇しました
２９日（日）にトランプ大統領は
４月１２日を目途としていた行動制限を４月末まで延長する
と発表しました
日本国内では
コロナウイルスの
１日当たりの新規感染者数が増加を続けていることから
国内経済の停滞が長引くとの懸念が強まりました
週明けの
日経平均は、一時は
前週末比８１１円安（１８，５７８円）まで下落しました
ただ
大幅に下落する局面では
日銀による上場投資信託（ＥＴＦ）の買い入れ期待が高まったことや
前週末の現物終値に比べ下落して推移していた
ＮＹダウ先物が上昇に転じたことから
日経平均は下げ幅を縮小しました
感染対応に関連した銘柄や
食品など家庭内の行動に関連した銘柄の上昇が目立ちました
伊藤園＜2593＞
東洋水産＜2875＞
ユニチャーム＜8113＞
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
６１円安
２，９５４円
と下落しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
岡山製紙＜3892＞（段ボール紙製造）
前週末引け後に好決算を発表した
ニイタカ＜4465＞（業務用洗剤製造）
が大幅に上昇しました
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。
