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5月4日(月)~5日(火)の米国株式市場

トピックス, 本日の株式市場

5月1日(金)のNYダウは
622ドル安
23,723ドル
と前日に続き大幅に下落しました
トランプ大統領が
新型コロナウイルス感染について中国を批判し
中国製品の関税引き上げや損害賠償の請求を検討
と一部で報じられたことから
米中対立の再燃懸念が高まりました
ダウは
この日は大きく下げましたが
週間でみると
FRB(連邦準備理事会)による追加金融緩和期待や
コロナ治療薬の開発期待から
大きく上昇した日もあり
週間では
51ドル(0.2%)の下落と小幅安です

週明け4日(月)は
26ドル高
23,749ドル
と小幅ながら3営業日ぶりに上昇しました
ポンペオ国務長官が
新型ウイルスは中国武漢市の研究所で発生した可能性がある
と述べたことから
米中対立が激化するとの懸念が強まり
ダウは一時は
前日比362ドル安(23,361ドル)まで下落しました
ただ
大幅に下落する局面では
ネット・ハイテク株に買いが入ったことや
原油先物相場が上昇し
石油関連株が買われたことから
ダウは上げに転じました

5日(火)のダウは
133ドル高
23,883ドル
と前日に続き上昇しました
一部の州で店舗営業を再開させていることから
新型ウイルスの影響で落ち込んだ景気は最悪期を脱するとの期待が高まりました
製薬大手のファイザーが新型コロナ向けワクチンの臨床試験を開始、と発表したことも
感染収束への期待を誘いました
連日原油先物相場が上昇したことも
株式の買い安心感につながりました
ダウは一時は
前日比419ドル高(24,169ドル)まで上昇しました
ただ、その後
クラリダFRB(連邦準備理事会)副議長が
今後の米国経済と失業率について
悲観的な発言をしたことから
ダウは上げ幅を縮小しました

 

5月1日(金)の東京株式市場が終了し
大型連休に入って以降
1日~5日の3営業日で
NYダウは462ドル下落しました

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