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米中対立も日経平均小幅安TOPIX小幅高

トピックス, 本日の株式市場

四連休明け27日(月)の日経平均は
前営業日比35円安
22,715円
と前営業日に続き下落しました

 

22日(水)の
NYダウは
165ドル高
27,005ドル
と3日連続で上昇し
6月9日(27,272ドル)以来の
27,000ドル台となりました
米製薬大手のファイザーが
臨床試験中の新型コロナウイルス用ワクチンについて
安全性・有効性が確認されると
米政府が大量発注する
と発表したことから
ワクチン実用化に対する期待が高まりました
ただ
米政府は
中国が米国の知的財産を盗んでいるとして
ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を指示
と発表したことから
両国対立に対する懸念が高まり
ダウは伸び悩む場面もありました

23日(木)は
353ドル安
26,652ドル
と4営業日ぶりに下落しました
前週の失業保険申請件数が前々週に比べ増加したことから
景気回復が遅れるとの見方が広がり
株式を売る動きが強まりました
ハイテク・ネット株の下げが目立ちました

前週末24日(金)は
182ドル安
26,469ドル
と前日に続き下落しました
米国による中国領事館の閉鎖指示に対し
中国も四川の米国領事館に閉鎖を通知したことから
両国の関係悪化懸念が強まりました
ダウは週間では
202ドル(0.8%)下落しました

 

四連休明けの東京市場では
米中が互いの領事館に閉鎖を要求していることから
両国の関係悪化が世界経済の停滞に繋がると懸念が強まり
株式を売る動きが強まりました
1ドル=105円50銭台へと
連休前の午後(106円30~40銭台)に比べ
円高ドル安が進んだことも
外需企業の業績改善が遅れるとの懸念を強めました
日経平均は一時は
前営業日比322円安(22,429円)まで下落しました
ただ
この日の
NYダウ先物が前週末の現物終値に対し下げ幅を縮小したことや
上海株価指数も大きく下落しなかったことから
日経平均も下げ渋りました
TOPIXは
3ポイント高(1,576ポイント)
と上昇しました

日経ジャスダック平均は
5円高
3,456円
と4営業日連続で上昇しました
アイケイ<2722>(化粧品・雑貨通販)
ゲンキー<9267>(福井地盤のドラッグストア)
前営業日引け後に好決算を発表した
ネットワン<7518>(企業向けネットワークシステム)
前営業日引け後に業績予想を上方修正した
コパ<7689>(日用雑貨の実演販売・通販)
が大幅に上昇しました
ネットワン
が上場来高値を更新しました

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