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ファイバーゲート、住宅向けネット接続高成長

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Wi-Fi(無線サービス)接続業者大手の
ファイバーゲート<9450>の
直近の四半期である
2021年3月期
第1四半期(4~6月)の業績は
売上高:前年比39%増の19億5千万円
経常利益:同98%増の1億3千万円
と順調です

 

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巣ごもり・在宅勤務の影響

住宅向けにWi-Fiを設置する
レジデンスWi-Fi事業の売上高は
前年比37%増(15億2千万円)
と好調に推移しました

大手顧客である
マンション管理業者からの
安定的な受注に加え
小規模のマンション、アパートなど
賃貸集合住宅向けの新規契約が
増加しています
サービス開始時の一時的な収入の増加に加え
ストック収入である毎月の定額利用料も
着実に積み上がっています

従来から
入居率上昇を図るために
賃貸住宅にWi-Fiを設置する動きは進んでいましたが
新型コロナウイルス感染の拡大を受け
家で過ごす時間が長くなり
在宅勤務者も増加したことから
仕事や通販の買い物のための
Wi-Fi設置需要は更に高まりました

期末におけるWi-Fi契約戸数は
前年比73千戸増加の280千戸と
19年6月末(55千戸増加)に比べて
大きく伸びました

 

フリーWi-Fi事業は
店舗、商業施設、商店街、イベント会場や
観光施設、観光・貸し切りバスにおける
Wi-Fi設置サービスです
第4四半期の売上高は
前年比46%増(4億3千万円)
となりました
コロナの影響で
外国人の訪日旅行がほぼ無くなったことや
三密回避の動きや外出自粛
商業施設の休業があったものの
月額利用料収入が安定して伸長しました

ただ
コロナの影響により
期末におけるWi-Fiアクセスポイント数は
前年比11,995カ所増加の74,707カ所と
19年6月末(23,432カ所増加)に比べて
伸びは鈍化しました

 

会社予想は16%増益

会社側は
21年7月期業績について
売上高:前年比22%増の90億5千万円
経常利益:同16%増の14億1千万円
と予想しています

商業施設向けWi-Fiは
コロナの影響で
新規契約が伸び悩む懸念がありますが
月額利用料が安定して伸びるとみています

レジデンス事業は
在宅勤務の増加・定着により
設置契約が更に伸びる可能性があります
月額利用料収入も増加傾向を続けると思われます

現時点では
業績は会社予想を上回る可能性が高い
と判断しています

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します