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ツルハ、11月度既存店は9.8%増

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ドラッグストア大手
ツルハ<3391>
の11月度(※)における売上高は
売上高:前年比9.8%増
経常利益:同11.9%増
となりました
(※)15日〆決算であるため
11月度=10月16日~11月15日

 

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感染対策品が好調

既存店売上高は
10月度(9月16日~10月15日)は
前年10月に実施された消費税率引き上げの影響で
前年比7.5%減
と落ち込みましたが
11月度は
前年11月度に増税の影響で落ち込んだ反動もあり
好調に推移しました

コロナウイルス感染拡大の影響で
マスク、消毒剤など感染対策商品や
ウェットティッシュやハンドソープなどの衛生用品が
好調を続けています
外出を控え気味な状況が続いていることから
食品販売も堅調と推測されます

11月度末の店舗数は
前年比269店舗増加の
2,382店舗となりました

5月29日に
JR九州グループであった
ドラッグイレブンを子会社化したことから
店舗数は前年比で大きく伸びています

 

11月上期の会社予想は9%減益

直近の四半期である
2021年5月期
第1四半期(20年6~8月度)業績は
売上高:前年比8%増の2246億円
経常利益:同19%増の153億円
と堅調でした

第1四半期における既存店売上高は
前年比5.2%増
と堅調に推移しています

コロナ下の巣ごもりの影響で
感染対策用品
日用品、食品が好調です

7月1日からレジ袋が有料化された影響で
(レジ袋を商品売り上げとして計上するため)
一品あたりの単価は低下していますが
買い上げ点数は増加し
客単価(1回の来店あたりの購入額)は
前年比で上昇を続けています

店舗名別では
都心部やオフィス街に店舗が多い
「くすりの福太郎」が伸び悩んだ以外は
総じて好調です

 

会社側は
21年5月期
上期(20年6~11月度)業績については
売上高:前年比2%増の4244億円
経常利益:同9%減の222億円
と予想していますが

これに対し
6~11月度の月次売上高(累計)は
既存店:前年比3.4%増
全店:同5.7%増
となりました
売上高は会社予想を上回るペースと言えます

経常利益については
第2四半期(9~11月度)が
前年比41%減の68億7千万円
と、前年を大きく上回っても
会社予想を達成できます

既存店は
10月度を除いてが
売上が堅調であったことから
店舗採算は改善を続けていると推測されます
経常利益は会社予想を上回った可能性が高い
と評価しています

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します