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コーセル、上方修正

50音順, 6000番台, か行, コード順, トピックス

スイッチング電源(※)を製造する
コーセル<6905>は
2021年5月期
上期(20年6~11月)業績予想について
売上高を
期初の132億円から135億円(前年比15%増)に
経常利益を
同じく10億7千万円から19億3千万円(同2.5倍)に
上方修正しました
(※)電力を変換・調整し出力を安定化する電源

 

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9~11月は44%増益予想

上方修正された会社予想を基にすると
第2四半期(20年9~11月)予想は
売上高:前年比13%増の66億9千万円
経常利益:同44%増の8億3千万円
となります

新型コロナウイルス感染の拡大を見越して
先行的に受注した案件が
順調に売上計上されています
また
感染の影響で
事業活動が制限されたことから
経費を予想以上に抑制できたため
増益幅も期初予想を上回りそうです

 

用途としては
半導体製造装置
通信設備
医療機器向けが
牽引していると思われます

コロナ感染を受け
在宅勤務・学習が増え
パソコン、タブレット端末需要が拡大したことから
半導体生産が拡大しています

5G(高速移動通信規格)の普及に向け
通信設備の投資が活況となっています

また
コロナ感染拡大を受け
医療機器の需要も高まっています

 

通期予想は据え置き

会社側は通期予想については
期初の
売上高:前年比9%増の260億円
経常利益:同22%増の19億9千万円
を据え置いています

今後は
半導体製造装置、通信設備、医療機器のほか
中国を中心として
ロボット需要の拡大が顕著になると予想されることから
ロボット向け電源の回復が期待されます

通期業績は
期初予想に対し上方修正される可能性がある
とみています

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します