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三井ハイテック、8~10月も好調持続を期待

トピックス, 株式投資のネタ, 業績見通し

11月下旬から
決算期末が1月、4月、7月、10月である企業の
決算発表(2020年8~10月期) が始まっています
今後発表される四半期業績が好調な企業は
決算発表前後に株価が上昇し
その後も株価は堅調に推移することが期待されます

リードフレーム(半導体材料)や
モーターコア(モーター用部品)を製造する
三井ハイテック<6966>は
直前の四半期である
5~7月業績が好調であったことから
8~10月の業績も高成長を持続していると予想しています

 

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5~7月利益は2.8倍

2021年1月期
第2四半期(20年5~7月)の3カ月間でみると
売上高:前年比3%増(224億円)
経常利益:同2.8倍(6億1千万円)
と順調でした

電子部品事業は
売上高:前年比9%増(98億1千万円)
営業利益:同7億8千万円改善(4億4千万円)
(前年:3億4千万円の損失)
(営業利益は本社費用など調整前)
となりました
リードフレーム(※1)が好調です
次世代移動通信規格5Gの携帯電話や設備関連のほか
在宅勤務・学習の増加に伴うパソコン・タブレット端末などの
需要拡大を受け
半導体生産が拡大した影響を受けました
(※1)ICチップとプリント基板を接続する金属部品

電機部品事業は
売上高:前年比0.1%増(111億円)
営業利益:同46%減(5億5千万円)
となりました
ハイブリッド車(HV)/電気自動車(EV)に使用される
モーターコア(※2)は
自動車メーカーの操業停止・減産の影響で
一時的には需要は低迷したものの
現在は復調しているようです
生産設備増強に伴う減価償却費増加により
営業減益となりました
(※2)モーターを動かすための磁力を効率的に流す
薄く加工された鉄を積み重ねた部品

 

会社予想は未定

会社側は
通期業績予想について
第1四半期(20年2~4月)決算発表時(6月9日)に
期初の
売上高:990億円(前年比14%増)
経常利益:11億円(同7.2倍)
を取り下げ
「未定」としています

ただ
リードフレーム需要は拡大が続くと予想されます
また
自動車メーカーの生産回復が続き
特に
HV/EVの生産比率が高まると予想されることから
モーターコアの生産も回復が顕著になると思われます

通期業績は
期初の会社予想に対し
利益は上回る可能性がある
と考えています

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します