ＮＯＫ、黒字転換の見通し
自動車エンジン用シール（回転部分の液漏れ防止部品）
フレキシブルプリント基板（フィルム状の電子基板）を製造する
ＮＯＫ＜7240＞は
２０２１年３月期
通期業績予想について
売上高を
従来の５３０２億円から５９０２億円（前年比６％減）に
経常利益を
同じく９５円の損失から１１８億円の利益（同３２％減）に
上方修正しました
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。
両分野とも回復
上方修正された通期予想を基にすると
下期（２０年１０月～２１年３月）予想は
売上高：前年比５％増の３３５０億円
経常利益：同５４％増（２０５億円）
となります
第２四半期（２０年７～９月）の
売上高：前年比１６％減の１４２１億円
経常利益：同７６億６億円悪化の４億３千万円の損失
（前年７２億３千万円の利益）
に比べ、著しく改善する予想になります
シール事業は
中国を中心とした自動車の生産回復の影響で
復調する見通しです
工作機械・ロボット向けも
回復すると思われます
フレキシブル基板については
スマートフォンや自動車向けの拡大が見込まれます
希望退職
フレキシブル基板を製造する子会社
日本メクトロンにおいて
希望退職を募集し
応募者が２１年１～３月に退職予定であることから
人件費の削減が見込めることも
下期の損益改善予想の大きな要因です
（注）これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します
