日経平均９円安､週間では７円上昇
週末１１日（金）の日経平均は
前日比９円安
２８，９４８円
と下落しました
１０日（木）のＮＹダウは
１９ドル高
３４，４６６ドル
と４営業日ぶりに上昇しました
５月の消費者物価指数は市場予想を上回りました
ただ
ＦＲＢ（連邦準備理事会）が量的金融緩和の縮小時期を早めるほどの水準ではない
との見方が広がり
長期金利が低下したことから
金利上昇時にＰＥＲ（株価収益率）の高さが意識され売られる
ハイテク・ネット株が買われました
一方で
金利低下で利ザヤ縮小が懸念される金融株が売られました
Ｓ＆Ｐ５００指数は
１９ポイント高（４，２３９ポイント）
と上昇し、史上最高値を更新しました
東京市場では
米国ハイテク株高を受け
半導体・電子部品関連株が買われ
日経平均は上昇する場面がありました
ただ
ＮＹダウ先物が前日の現物終値近辺で推移し
更に上昇する気配を見せなかったこともあり
東京市場でも上昇局面では
株式を売る動きが強まりました
これまで経済正常化期待で買われていた
電鉄・不動産・空運などが売られました
富士通＜6702＞
日本郵船＜9101＞
が２０１３年以降の高値を更新しました
日経平均は週間では
７円（０．０２％）上昇しました
日経ジャスダック平均は
２円安
３，９３７円
と下落しました
前日引け後に好決算を発表した
ラクスル＜4384＞（ネットによる商業印刷仲介・集客支援）
が大幅に上昇しました
ケアネット＜2150＞（医師向け情報サイト）
レッグス＜4286＞（食品などの店頭販売支援）
ＨＩＯＫＩ（日置電機）＜6866＞（電子測定器）
が上場来高値を更新しました
ジャスダック平均は週間では
２６円（０．７％）上昇しました
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