日経平均５６円安､下げ渋り
２８日（火）の日経平均は
前日比５６円安
３０，１８３円
と前日に続き下落しました
週明け２７日（月）のＮＹダウは
７１ドル高
３４，８６９ドル
と４営業日連続で上昇しました
長期金利が上昇したことから
利ザヤ拡大が期待される金融株が買われ
原油先物相場が上昇したことから
石油関連株が買われました
金利・原油価格上昇は景気上向きの反映と解釈され
景気の影響が大きい銘柄も買われました
一方で
金利上昇により
ＰＥＲ（株価収益率）の割高感が意識される
ハイテク・ソフトウェア株が売られました
Ｓ＆Ｐ５００指数は
１２ポイント安：４，４４３ポイント
と４営業日ぶりに下落しました
ナスダック総合株価指数は
７７ポイント安：１４，９６９ポイント
と前週末に続き下落しました
米国市場でＰＥＲの高い銘柄が売られたことや
中国の大手不動産会社対する経営不安が残ることから
東京市場でも株式の売りが続く状況となりました
ＮＹダウ先物が
前週末の現物終値に対し下落したことも
株式を手控える一因となりました
ただ
国内では１０月１日に緊急事態宣言が解除される見通しであることや
この日は９月末の配当を受け取る権利がある最終日であることに加え
上海・香港の株式相場が上昇したことから
東京市場でも株式を買い戻す動きが強まり
日経平均は下げ幅を縮小しました
日立製作所＜6501＞
が２０１３年以降の高値を
トヨタ＜7203＞
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
３２円安
４，０６５円
と３営業日ぶりに下落しました
Ｅｎｊｉｎ＜7370＞（中堅・中小企業のＰＲ支援）
前日引け後に業績予想を上方修正した
ジューテック＜3157＞（建材・住宅設備機器卸）
ニッセイ＜6271＞（機械用歯車・減速機）
が大幅に上昇しました
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