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米引き締め観測受け日経平均844円安

トピックス, 本日の株式市場

1月6日(木)の日経平均は
前日比844円安
28,487円
と3日ぶりに大幅に下落しました

 

5日(水)のNYダウは
392ドル安
36,407ドル
と3営業日ぶりに大幅に下落しました
この日公開された
FOMC(連邦準備理事会:12月14~15日開催)の議事要旨の中で
早期利上げと資産圧縮(買い入れ資産の売却)の可能性が示唆されていたことから
金融引き締めの前倒しに対する懸念が広がり
株式を売る動きが強まりました
利上げ早期化見通しを反映して
長期金利が上昇したことから
金利上昇時にPER(株価収益率)の高さが意識され売られる傾向のある
ハイテク・ソフトウェア株で大幅に下落する銘柄が見られました
ナスダック総合株価指数は
522ポイント安:15,100ポイント
と3%超も下落しました

 

米国における
金融引き締めの前倒し観測と
株式相場の大幅下落を受け
東京市場でも株式を売る動きが続きました
ダウ先物が前日の現物終値に対し更に下落したことも
東京市場の売りを加速させました
米国市場でハイテク株が売られたことから
東京市場でも半導体関連ほか電機・精密株の下げが目立ちました
国内において新型コロナウイルスの感染が再拡大し
政府は沖縄県に「蔓延防止措置」を適用する見通しとなったことから
空運・電鉄などの売りも目立ちました
値上がり銘柄は
僅か138銘柄でした
三井物産<8031>
オリックス<8591>
日本電信電話(NTT)<9432>
が2013年以降の高値を
デンソー<6902>
東京海上<8766>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
45円安
3,832円
と前日に続き下落しました
米国市場で高PER株が売られたことから
ジャスダック、マザーズでも
高成長・高PER株の下げが目立ちました

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