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守谷輸送機(IPO)の事業概要

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3月17日(木)に
東証2部にIPO(新規上場)予定の
守谷輸送機工業<6226>の
事業概要をご紹介します

 

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荷物用エレベーター専業

荷物用エレベーターの製造・据え付け・保守が主要業務です

 

国内におけるエレベータの設置台数のうち
約6割が乗用、約2割が小型・家庭用で
荷物用は約5%
保守台数でも
荷物用は6%程度です

荷物用エレベーターは
重量に耐えられる堅牢性が求められるほか
冷凍・冷蔵倉庫の結露対策など
使用環境に応じた機能が求められます

 

守谷輸送機の
21年3月期における新規設置台数のうち
約8割が積載荷重3トン以上の大型です
ニッチな市場に特化し
荷物用エレベーター市場におけるシェアは
35%程度(台数ベース)と推測されます

荷物用エレベーターは用途に応じた特別仕様が中心であるため
保守業務は、製造・据え付けしたメーカーが請け負うケースが多いようです
守谷輸送機では
直近2期における新設エレベーターにおける
保守契約率は97%です

2021年3月期における売上のうち
57%がエレベーターの販売
43%が保守売り上げとなっています

 

ネット通販の利用増加に伴う物流量の増加を受け
物流施設に対する投資意欲が旺盛な状況が続いています
物流施設のエレベーター需要も高まっています

また
現在、国内で稼働中のエレベーターの約4分の3が
稼働10年超と推測されることから
老朽化エレベーターの入れ替え需要も大きいです

 

業績推移

21年3月期業績については
売上高:前年比12%増の135億円
経常利益:同23%増の17億1千万円
と順調でした

 

22年3月期
第1~3四半期(21年4~12月)業績は
売上高:99億円(前年実績非開示)
経常利益:12億6千万円(同上)
となりました

第1~3四半期における
エレベーター(保守・修理を除く)の受注高は
70億2千万円(前年実績非開示)
となりました
同期間のエレベーター売上高(53億8千万円)や
21年3月期通期の受注高(74億5千万円)と比較すると
この9カ月間の受注は好調であったと
判断しています

第3四半期末におけるエレベーターの受注残高は
99億3千万円(21年3月期末比20%増)
と高水準です

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します