日経平均２２５円安も実質プラス
３０日（水）の日経平均は
前日比２２５円安
２８，０２７円
と下落しました
２９日（火）のＮＹダウは
３３８ドル高
３５，２９４ドル
と４営業日連続で上昇しました
ロシアがウクライナの首都キエフにおける軍事活動を縮小
と発表しました
両国の停戦交渉進展に対する期待が高まり
ドイツの株式相場が大幅に上昇した流れを受け
米国市場でも株式を買う動きが続きました
ロシアに対する原油の禁輸措置が将来緩むとの期待から
原油先物相場が下落しました
燃料高が景気を冷やすとの懸念がやや和らいでいることから
消費関連株の上昇が目立ちました
ハイテク株も買われ
ナスダック総合株価指数は
２６４ポイント高（１４，６１９ポイント）
と大幅に上昇しました
この日は
２０２２年３月末の配当を受け取る権利が無くなったことから
理論的には日経平均を約２４０円ほど下落させることもあり
日経平均は下落して引けました
岸田首相と黒田日銀総裁が急速に進む円高について議論した
と報じられたことから
１ドル＝１２１円台へと
前日午後（１２３円台）に比べ大きく円高ドル安が進み
業績改善期待が弱まった外需株が売られました
日経平均は一時は
前日比５１６円安（２７，７３６円）まで下落しました
ただ
ロシアとウクライナの停戦に対する期待があることや
欧米の株式相場が上昇したことから
大幅な下落局面では買いが増え
日経平均は下げ幅を縮小しました
配当落ち（配当を受け取る権利が無くなることによる下落）を考慮すると
実質的には前日比プラスと言えます
日経ジャスダック平均は
６円安
３，６５８円
と下落しました
ｉ－ｐｌｕｇ＜4177＞（適性検査を活用した企業と新卒人材の仲介）
サイバートラスト＜4498＞（電子認証＝証明書発行）
Ｍｉｐｏｘ＜5384＞（半導体・光ファイバ部品研磨剤）
ローツェ＜6323＞（半導体ウエハー搬送機械）
Ｅｎｊｉｎ＜7370＞（中堅・中小企業のＰＲ支援）
前日引け後に好決算と中期計画を発表した
パレモ＜2778＞（婦人衣料店）
前日引け後に増配を発表した
インパクト＜6067＞（店頭販売支援、電子看板）
が大幅に上昇しました
三井ハイテック＜6966＞（半導体接続材料、モータ部品）
新光電気工業＜6967＞（半導体保護・接続部材）
が上場来高値を更新しました
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