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週末日経平均185円高、ダウ98ドル安

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5月6日(金)の日経平均は
前営業日比185円高
27,003円
と上昇しました

 

米国では4日(水)のFOMC(連邦準備理事会)において
0.5%の利上げが決定したものの
想定範囲内と受け止められ
その後パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が
0.75%の大幅利上げには慎重な姿勢を示したことから
急激な金融引き締めに対する懸念が後退しました
ただ
5日(木)に米国長期金利が上昇したことから
スタグフレーション(景気悪化と物価上昇の同時進行)に対する懸念が高まり
株式を売る動きが強まりました
このため
NYダウは
4日に932ドル高と大幅に上昇した後
5日は1,063ドル安と大幅に下落しました

 

5日の米国における長期金利上昇、株式市場下落を受け
6日の日経平均は下落して始まり
前日比275円安(26,543円)まで下落する場面がありました
ただ
好決算を発表した銘柄が買われたことに加え
1ドル=130円台と
円安ドル高傾向が続き
外需企業の業績改善が見込めることから
株式を買う動きも強く
日経平均は上昇に転じました
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が2013年以降の高値を更新しました
日経平均は週間では
155円(0.6%)上昇しました

 

6日のダウは
98ドル安
32,899ドル
と前日に続き下落しました
この日発表された4月雇用統計において
平均時給が市場予想以上に上昇したことから
インフレ懸念が意識され
株式を売る動きが強まりました
長期金利が上昇したことから
株価指標の割高感が意識され
ネット・半導体株の下げが目立ちました
ナスダック総合株価指数は
173ポイント安(12,144ポイント)
と大幅に下落しました
ダウは週間では
77ドル(0.2%)下落しました

 

シカゴ日経平均先物は
26,800円
と東京市場の現物終値を下回って引けました

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