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前週末ダウ下落も日経平均154円高

トピックス, 本日の株式市場

6月6日(月)の日経平均は
前週末比154円高
27,915円
と前週末に続き上昇しました

 

前週末3日(金)のNYダウは
348ドル安
32,899ドル
と大幅に下落しました
この日発表された5月の雇用統計において
雇用者数が市場予想以上に増加しました
FRB(連邦準備理事会)が金融引き締めを更に強化するとの見方から
株式を売る動きが強まりました
消費関連株の下げが目立ちました
長期金利が上昇したことから
株価指標の割高感が意識され
ハイテク・ネット株が売られました
ナスダック総合株価指数は
304ポイント安(12,012ポイント)
と大幅に下落しました

 

米国における
金融引き締め懸念と株式相場の大幅な下落を受け
週明けの日経平均も下落して始まり、一時は
前週末比237円安(27,523円)まで下落しました
ただ
ダウ先物の反発
上海・香港株式相場の上昇
円安ドル高
観光需要喚起策「GoToトラベル」の再開期待
などから
株式を買う動きが強まりました
日経平均は上昇に転じた後
上げ幅を広げました
米政権がインフレ対応のため対中輸入関税の引き下げを検討
と報じられたことが
米中の株式相場に好影響をもたらしていると思われます
外国為替市場では
1ドル=130円台と
前週末(129円70~80円台)に比べやや円安ドル高が進んだことから
業績改善が期待される一部の自動車・電機・機械関連の銘柄が買われました
「GoToトラベル」再開を政府が検討
と報じられていることから
空運・鉄道・旅行関連株が買われました

東証スタンダード市場指数は
3ポイント高
979ポイント
と前週末に続き上昇しました
小型株では
ファブリカコミュニケーションズ<4193>(SMS配信、中古車販売支援ソフト)
前週末引け後に好決算を発表した
日本駐車場開発<2353>(時間貸し駐車場)
トミタ電機<6898>(電子部品製造)
が大幅に上昇しました

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