日経平均週末４２２円安､週間では６２円上昇
週末６月１０日（金）の日経平均は
前日比４２２円安
２７，８２４円
と６営業日ぶりに大幅に下落しました
９日（木）のＮＹダウは
６３８ドル安
３２，２７２ドル
と前日に続き大幅に下落しました
ＥＣＢ（欧州中央銀行）が
７月に利上げする方針を示し９月の追加利上げも示唆したことから
欧州経済が悪化し世界経済にも悪影響を与えるとの懸念が広がり
欧州の株価指数が下落しました
米国市場でも
景気の影響が大きい銘柄が売られ
株価指数を押し下げました
長期金利が上昇したことから
金利上昇時に株価指標の割高感が意識される
ハイテク株が下落しました
消費者物価指数の発表（１０日予定）を前に
インフレ懸念が広がったことも
株式に対する売りを加速させました
欧州景気の悪化懸念と
欧米株式相場の大幅下落を受け
東京市場でも
景気の影響が大きい銘柄を中心に株式を売る動きが続きました
東証プライム市場の値上がり銘柄数は
僅か１７６銘柄でした（値下がり数１，６３４）
海外情勢の影響が比較的小さい小売り・外食や
景気の影響が比較的小さい食品の一部が上昇しました
入国者の増加と経済正常化に対する期待から
百貨店・大手不動産で上昇する銘柄が見られました
日経平均は週間では
６２円（０．２％）上昇しました
東証スタンダード市場指数は
６ポイント安
９８３ポイント
と３日ぶりに下落しました
週間では
７ポイント（０．７％）上昇しました
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