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米インフレ懸念、日経平均836円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け13日(月)の日経平均は
前週末比836円安
26,987円
と前週末に続き大幅に下落しました

 

前週末10日(金)のNYダウは
880ドル安
31,392ドル
と3日連続で大幅に下落しました
この日発表された
5月の消費者物価指数が市場予想以上に上昇しました
インフレ加速懸念から
FRB(連邦準備理事会)が金融引き締めを更に強化するとの見方が広がり
株式市場に売り圧力が強まりました
金融引き締めが景気を冷やすと見方から
景気の影響が大きい銘柄が下落しました
長期金利が上昇したことから
金利上昇時に株価指標の割高感が意識される
ハイテク・ネット株も売られました
ナスダック総合株価指数も
414ポイント安(11,340ポイント)
と大幅に下落しました

 

米国における
金融引き締め強化の見通しと株式相場の大幅下落を受け
週明けの東京市場でも
株式を売る動きが続きました
ダウ先物が前週末の現物終値に対し更に下落し
その後下げ幅を拡大したことも
東京市場における売りを加速させました
上海の一部でロックダウン(都市封鎖)が再度実施され
上海・香港株式相場が大幅に下落したこともあり
日経平均は下落幅を広げました
景気の影響が大きい銘柄や
株価指標に割高感がある銘柄の下げが顕著でした
円安ドル高が進みましたが
株式市場全体に対する売り圧力が強く
外需依存の大きい銘柄は反応しませんでした
東証プライム市場の値上がり銘柄数は
332銘柄でした(値下がり数1,457)
電力、空運、電鉄、小売り・外食で
買われる銘柄が見られました

東証スタンダード市場指数は
12ポイント安
971ポイント
と前週末に続き下落しました
前週末引け後に好決算を発表した
ラクーン<3031>(衣料・雑貨の業者間ネット取引)
ユークス<4334>(ゲームソフト・パチンコ画像の開発)
前週末引け後に増配を発表した
クミアイ化学<4996>(農薬製造)
が大幅に上昇しました

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