中･欧の景気悪化懸念から日経平均475円安
１２日（火）の日経平均は
前日比４７５円安
２６，３３６円
と４営業日ぶりに大幅に下落しました
週明け１１日（月）のＮＹダウは
１６４ドル安
３１，１７３ドル
と前週末に続き下落しました
中国と欧州の景気悪化懸念から
米国株を売る動きが強まりました
中国におけるコロナ感染の再拡大を受け
上海、マカオで防疫のための行動制限が強化されたことから
中国経済の下押し懸念が強まりました
また
ロシアの天然ガス供給が
ドイツと繋ぐパイプラインの検査のため停止されたため
エネルギー価格高騰が欧州の景気を冷やすとの見方が広がりました
一方で
医薬品、日用品など
景気の影響が比較的小さい銘柄は一部上昇しました
ネット、ハイテク株が売られ
ナスダック総合株価指数は
２６２ポイント安（１１，３７２ポイント）
と６営業日ぶりに大幅に下落しました
中国、欧州における景気下押し懸念と
米国株式相場の下落を受け
東京市場でも
株式を売る動きが続きました
この日の
ダウ先物が前日の現物終値に対し更に下落し
上海・香港株式相場も下落したことから
日経平均は下げ幅を広げました
この日発表された
６月の企業物価指数が大幅に上昇したことから
原材料価格の上昇と円安による輸入物価の上昇が
企業業績を圧迫するとの懸念が意識されたことも
日本株の重しとなりました
東証プライム市場の値上がり銘柄数は
僅か１６１銘柄でした
（値下がり数：１，６５４）
東京海上＜8766＞
が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
８ポイント安
９６７ポイント
と４営業日ぶりに下落しました
前週好決算を発表した
大黒天物産＜2791＞（岡山地盤の食品ディスカウントストア）
が大幅に上昇しました
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