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連日の米株安受け日経平均714円安

トピックス, 本日の株式市場

三連休明け11日(火)の日経平均は
前週末比714円安
26,401円
と前週末に続き大幅に下落しました

 

前週末7日(金)のNYダウは
630ドル安
29,296ドル
と3日連続で大幅に下落しました
この日発表された9月雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回ったものの
失業率が市場予想以上に上昇したことから
労働需給のひっ迫は続いていると見方が広がりました
FRB(連邦準備理事会)が大幅な利上げを続けるとの見通しから
長期金利が上昇しました
金利上昇が経済を冷やすとの懸念が強まるとともに
金利に対する株式の割高感が意識されました
半導体大手の
米アドバンストマイクロデバイセズ(AMD)と
韓国サムスン電子が
市場予想を下回る決算を発表したことから
関連銘柄が売られました
ナスダック総合株価指数も
420ポイント安(10,652ポイント)
と大幅に下落しました

週明け10日(月)は
93ドル安
29,202ドル
と4営業日連続で下落しました
ダウは前週末までの3日間で
1,019ドル下落していたことから
短期的な反発期待から
前週末比で上昇する場面がありました
ただ
米政権が半導体製造装置の輸出規制強化を発表したことから
半導体関連株が売られ
ダウは下落に転じました
ナスダック総合株価指数は
110ポイント安(10,542ポイント)
と大幅に下落しました
ダウはこの4営業日間で
1,113ドル下落しました

 

連日のダウ下落を受け
三連休明けの東京市場でも株式を売る動きが続きました
米国市場同様
半導体関連株が売られました
前日の現物終値に対して上昇して推移していたダウ先物が下落に転じたことから
日経平均は下げ幅を広げました
東証プライム市場の値上がり銘柄数は211銘柄でした
(値下がり数:1,594銘柄)
値下がり銘柄数は多かったものの
入国規制がコロナ前に近い状況まで緩和されたことから
訪日旅行者の回復に対する期待が高まり
空運、鉄道、旅行関連ほか
百貨店など一部の小売が買われました

東証スタンダード市場指数は
11ポイント安
972ポイント
と前週末に続き下落しました

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