日経平均小幅安もＴＯＰＩＸ小幅高
２７日（月）の日経平均は
前日比２９円安の２７，４２３円
と下落しました
前週末２４日（金）のＮＹダウは
３３６ドル安の３２，８１６ドル
と大幅に下落しました
この日発表された１月の個人消費支出物価指数が市場予想を上回ったことから
インフレに対する警戒感が高まりました
ＦＲＢ（連邦準備理事会）の利上げ継続により
景気が下押しされるとの懸念から株式が売られました
長期金利上昇を受け
金利に対する割高感が意識されるハイテク株の下落が目立ちました
ナスダック総合株価指数は
１９５ポイント安（１１，３９４ポイント）
と大幅に下落しました
前週の米国株式相場が大幅に下落したことから
週明けの東京株式市場も売り優勢で始まり
日経平均は下落して引けました
ただ
外国為替市場では
日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが増え
１ドル＝１３６円台へと
前週末（１３４円台後半）に比べ
急激に円安ドル高が進んだことから
輸送用機器、電機、精密が買われました
中国景気の回復期待から
鉄鋼、海運、石油石炭、機械の上昇も目立ちました
建設、水産農林、不動産、食品など
内需株でも買われる銘柄が見られました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は１，２１１銘柄と
値下がり数（５５５）を大きく上回りました
ＴＯＰＩＸは
４ポイント高（１，９９２ポイント）
と上昇しました
ＭＳ＆ＡＤ＜8725＞（三井住友＆あいおい同和）
が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
３ポイント高の１，０５３ポイント
と前週末に続き上昇しました
スターツ出版＜7849＞（小説サイト、レストラン・サロン予約サイト）
前週末引け後に業績予想を上方修正した
アイル＜3854＞（中小企業・店舗向け販売管理システム）
が大幅に上昇しました
マクニカ＜3132＞（半導体商社）
が上場来高値を更新しました
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。
