日経平均一時は３１，５００円まで上昇
２９日（月）の日経平均は
前週末比３１７円高の３１，２３３円
と３営業日連続で大幅に上昇しました
前週末２６日（金）のＮＹダウは
３２８ドル高の３３，０９３ドル
と６営業日ぶりに上昇しました
マッカーシー下院議長が債務上限問題(※)についての与野党協議が進展していると明らかにしたことから
債務不履行（デフォルト）に対する不安が後退し
株式を買う動きが強まりました
この日ミシガン大学が発表した５月の消費者態度指数が市場予想を上回ったことから
景気悪化に対する懸念が薄れ
株式に対する買い安心感が広がりました
一昨日のエヌビディアに続きマーベルテクノロジーが好業績の見通しを発表したことから
半導体株が買われる状況が続いています
ナスダック総合株価指数は
２７７ポイント高（１２，９７５ポイント）と前日に続き大幅に上昇しました
(※)連邦債務が法定上限に達した結果
議会で上限引き上げや適用停止を決めないと債務不履行となります
週末に米国の債務上限問題について与野党が基本合意に達したことから
週明けのＮＹダウ先物が前週末の現物終値に対し上昇しました
日経平均も前週末に比べ大幅に上昇して始まりました
１ドル＝１４０円台へと前週末（１３９円台）に比べ円安が進んだことから
海外売上の大きい銘柄の上げが目立ちました
日経平均は一時は前週末比６４４円高（３１，５６０円）まで上昇しました
この日の米国市場が休場（メモリアルデー）であることから
上昇局面では短期的な利益確定とみられる売りが増えました
これまで上昇傾向であった半導体関連では下落する銘柄も見られました
味の素＜2802＞、アドバンテスト＜6857＞
伊藤忠商事＜8001＞、丸紅＜8002＞、三井物産＜8031＞、住友商事＜8053＞、三菱商事＜8058＞
東京海上＜8766＞が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
３ポイント高の１，０７４ポイント
と５営業日ぶりに上昇しました
コメ兵＜2780＞（ブランド品のリサイクルショップ）が大幅に上昇しました
マクニカ＜3132＞（半導体商社）、テラプローブ＜6627＞（半導体テスト受託）が上場来高値を更新しました
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